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Low-Eガラスでも日焼けする?大分市の新築住宅で紫外線対策フィルムを施工した事例

【この記事でわかること】Low-Eガラスを採用した新築住宅でも紫外線による家具・カーテンの日焼けは起こります。その理由と、追加フィルムで解決できる方法を大分市の施工事例とともに解説します。

大分市・別府市・日出町で窓ガラスフィルム施工をしているHARU工房いちまるです。

「新築だからUV対策は万全のはず」と思っていたのに、カーテンや家具が日焼けしてしまった——そんなご相談をいただくことが増えています。原因はLow-Eガラスの性能に対する誤解にあります。今回はその理由と解決策を、大分市での実際の施工事例とともにご説明します。

Low-Eガラスとは何ですか?

Low-Eガラスとは、ガラスの表面に金属酸化物の薄膜をコーティングした複層ガラスです。「Low-E」とは「低放射(Low Emissivity)」の略で、室内の熱を外に逃がしにくくする断熱効果と、夏の日射熱を抑える遮熱効果を持っています。

現在、新築住宅の多くにLow-Eガラスが標準採用されており、「断熱・遮熱性能が高いガラス」として広く知られています。しかし、このLow-Eガラスには見落とされがちな弱点があります。高い断熱・遮熱性能を誇る一方で、紫外線(UV)のカットを主目的として設計されていないため、日当たりの良い部屋では室内の家具やカーテンの日焼けが進んでしまうケースが少なくありません。

Low-Eガラスの主な性能:

  • 断熱効果(冬の暖房効率アップ)
  • 遮熱効果(夏の日射熱を軽減)
  • 結露の軽減
  • 省エネ効果

Low-Eガラスでも日焼けするのはなぜですか?

多くの方が誤解されているのですが、Low-Eガラスは紫外線(UV)をカットすることを主な目的としていません。Low-Eガラスが主にカットするのは「赤外線(熱線)」です。紫外線と赤外線はまったく別の波長の光であり、それぞれ独立した対策が必要です。

Low-Eガラスの紫外線カット率は製品によって異なりますが、一般的に30〜60%程度にとどまるものも多く、専用のUVカットフィルム(カット率99%以上)と比べると大きな差があります。つまり、Low-Eガラス単体では「熱」は防げても、「紫外線」による家具・フローリング・カーテンの劣化は防ぎきれないのです。

つまりこういうことです

Low-Eガラスは「熱」は防ぐが「紫外線」は完全には防げない。そのため、日当たりの良い部屋では家具・フローリング・カーテンの日焼けが進んでしまいます。「新築だから安心」という思い込みが、気づかぬうちに室内の劣化を進める原因になっています。

大分県の紫外線は強いですか?

大分県は九州に位置し、年間を通じて日照時間が長い地域です。気象庁のデータによると、大分市の年間日照時間は全国平均を上回っており、特に5月〜9月にかけては紫外線量が急激に増加します。春先から秋口にかけての約半年間、室内に届く紫外線の量は日常的なダメージとして蓄積されます。

紫外線には主にUV-AとUV-Bの2種類があります。UV-Bは日焼けや皮膚への即時ダメージを引き起こし、UV-Aは家具・フローリング・カーテンなどの素材を徐々に劣化させます。厄介なのは、UV-Aは曇りの日でも約80%が室内に届く点です。晴れた日だけ気をつければよいわけではなく、年間を通じた継続的な対策が必要です。

大分県で特に紫外線対策が必要な窓の向き:

  • 南向き:年間を通じて日射量が最も多い
  • 西向き:午後から夕方にかけて強い西日が差し込む
  • 東向き:朝の紫外線は弱めだが、夏は侮れない
  • 天窓・トップライト:真上からの紫外線が最も強い

特に別府市・大分市は海に近く、水面や地面からの反射光(照り返し)によって紫外線量がさらに増加するケースがあります。新築住宅だからといって安心せず、積極的な紫外線対策が必要です。

実際にどんな被害が起きているのですか?

大分市内のお客様から、新築から数年でカーテンがボロボロになってしまったとのご相談をいただきました。以下がその写真です。Low-Eガラスを採用した南向きのリビング窓で、入居からわずか数年で繊維が崩壊するほど劣化が進んでいました。

紫外線でカーテンがボロボロに日焼けした状態

紫外線によってカーテンがボロボロに劣化した状態

カーテンだけでなく、以下のような被害もよくご相談いただきます。これらはいずれも、Low-Eガラスが紫外線を十分にカットできないことが原因で起きている室内ダメージです。

  • フローリングの色褪せ・変色:白っぽく抜けたり、まだら模様になる
  • 家具・ソファの表面劣化:革や布地が硬化・変色する
  • 絵画・写真の色褪せ:飾っているだけで徐々に色が抜けていく
  • 畳の日焼け:青みが失われ早期に茶色く変色する
  • カーテン・ブラインドの繊維劣化:触れるだけでボロボロになる

大分県は年間日照時間が長く、特に南向き・西向きの窓は紫外線の影響を受けやすい環境にあります。大切なインテリアや住まいを守るためには、専用のUVカット対策が不可欠です。

UVカットフィルムの種類と選び方

一口にUVカットフィルムといっても、透過率・遮熱性能・見た目の違いによってさまざまな種類があります。「何を優先するか」によって最適なフィルムが変わるため、目的に合った選択が重要です。

種類 透過率 遮熱効果 向いている窓
透明UVカットフィルム 70〜90% 低め 明るさを保ちたい窓・北向き
遮熱UVカットフィルム 40〜70% 高め 南向き・西向きの大きな窓
ミラー系UVカットフィルム 20〜40% 非常に高い 目隠し効果も欲しい窓・店舗
すりガラス調フィルム 30〜60% 中程度 浴室・トイレ・玄関

どのフィルムが最適かは、窓の向き・ガラスの種類・お客様のご要望によって変わります。HARU工房いちまるでは現地調査のうえ、お住まいの環境に合った最適なフィルムをご提案しています。「どれを選べばいいかわからない」という方もお気軽にご相談ください。

Low-Eガラスへの追加フィルム施工は可能ですか?

結論から言うと、Low-Eガラスへのフィルム施工は可能です。ただし事前の確認と計算が必要です。

Low-Eガラスは通常の単板ガラスと異なり、フィルムを貼ることで「熱割れ」が起きるリスクがあります。熱割れとは、ガラスが日射熱を吸収しすぎて膨張し、ひび割れが生じる現象です。フィルムを貼ることでガラスが吸収する熱量が増加するため、適切なフィルム選定と事前計算が欠かせません。

熱割れを防ぐためのポイント:

  • ガラスの種類・サイズ・方角を事前に確認する
  • 日射吸収率の低いフィルムを選ぶ
  • プロによる熱割れ計算を行う
  • メーカー推奨のフィルムを使用する

HARU工房いちまるでは、お客様のガラスの種類・サイズ・設置方角を現地で確認したうえで熱割れ計算を行い、安全に施工できるフィルムをご提案しています。「Low-Eガラスに貼れるか不安」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

Low-Eガラスへの施工、対応できるか気になりますか?

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大分市のLow-Eガラスに施工した結果はどうでしたか?

今回ご紹介するのは、大分市の住宅(Low-Eガラス)にグラフィル RSP35を施工した事例です。お客様のご要望は「紫外線カット」と「遮熱」の両立でした。南向きの掃き出し窓で、入居後数年が経過しており、カーテンの色褪せが始まっていたことがきっかけで施工をご依頼いただきました。

Low-Eガラスへのグラフィル RSP35施工前後比較(左:施工前/右:施工後)

左:施工前/右:施工後(グラフィル RSP35)右側に若干のマジックミラー効果が出ています

グラフィル RSP35の特徴:

  • UVカット率99%以上
  • 遮熱効果(夏の暑さを軽減)
  • 若干のマジックミラー効果(昼間の外からの視線も軽減)
  • 室内の明るさを大きく損なわない
  • Low-Eガラスへの施工実績あり

施工後、お客様からは「室内が涼しくなった」「まぶしさが減った」というご感想をいただきました。また、施工後数か月が経過してもカーテンの色褪せが進まず、「施工して本当によかった」とのお声もいただいています。1窓あたりの施工時間は約40分で、当日中に全窓の施工が完了しました。

Low-Eガラスとフィルムの組み合わせ効果

Low-Eガラス単体とUVカットフィルムを組み合わせることで、それぞれの弱点を補い合う相乗効果が生まれます。Low-Eガラスが苦手とする紫外線カットを、フィルムが99%以上のカット率で補完することで、室内環境が大幅に改善されます。

組み合わせによる効果:

  • 紫外線カット率:30〜60%(Low-E単体)→ 99%以上(フィルム追加後)
  • 遮熱性能がさらに向上し、エアコン効率が上がる
  • 結露がさらに軽減される
  • 目隠し・防犯効果も同時に得られる(フィルムの種類による)

Low-Eガラスにフィルムを追加することは、住宅の快適性と安全性を同時に高める非常にコストパフォーマンスの高い選択です。新築から5〜10年経過した住宅では特に効果を実感しやすいタイミングです。一度施工すれば10〜15年の長期にわたって効果が持続するため、長い目で見た投資対効果も優れています。

施工前に何を確認すればいいですか?

Low-Eガラスへのフィルム施工を検討される前に、以下の点を確認しておくとスムーズに進められます。「ガラスの種類がよくわからない」という場合でも、現地確認でプロが判断しますのでご安心ください。

  • ガラスの種類:Low-E複層ガラスか単板ガラスかを確認(住宅の仕様書で確認可能)
  • 窓の向き:南向き・西向きは遮熱性能の高いフィルムがおすすめ
  • 窓のサイズ:大きい窓ほど熱割れリスクの計算が重要
  • 現在の悩み:日焼けが主な悩みか、暑さが主な悩みかによってフィルムが変わる
  • 予算感:腰窓1枚約8,000円〜、掃き出し窓1枚約15,000円〜が目安

わからないことがあれば、LINEで窓の写真を送っていただくだけで、プロが現状を確認してご提案します。仕様書がなくても、写真1枚でガラスの種類を推測できることが多いです。まずはお気軽にお問い合わせください。

UVカットフィルムで守れるものは何ですか?

窓ガラスにUVカットフィルムを貼ることで、室内のさまざまなものを紫外線から守ることができます。「室内にいるのだから大丈夫」と思われがちですが、窓から差し込む紫外線は家具・インテリアだけでなく、長時間室内にいる方の肌にも影響を与えます。

  • フローリング:色褪せ・変色を防ぎ、長期間美しさを保つ
  • 家具・ソファ:表面の劣化・ひび割れを防ぐ
  • カーテン・ブラインド:繊維の劣化・変色を防ぐ
  • 絵画・写真・書類:色褪せを大幅に軽減
  • お肌:室内にいても窓越しの紫外線をカットし、長時間の在宅でも安心

特にリモートワークで日中を自宅で過ごす時間が増えた方や、小さなお子様やペットがいるご家庭では、室内の紫外線対策が重要性を増しています。1回の施工で複数の効果を同時に得られる点が、UVカットフィルムの大きなメリットです。

よくある質問

Q. Low-Eガラスにフィルムを貼っても熱割れしませんか?

A. ガラスの種類・サイズ・設置方角などを確認した上で、熱割れ計算を行い安全なフィルムをご提案します。すべてのケースで施工できるわけではありませんが、まずはご相談ください。現地調査で判断し、施工可能な場合のみご提案します。

Q. 新築住宅でもフィルムを貼れますか?

A. はい、貼れます。新築でもLow-Eガラスだけでは紫外線を完全にカットできないため、入居前・入居後どちらのタイミングでも施工をお勧めしています。早めの対策が室内ダメージの蓄積を防ぎます。

Q. 室内が暗くなりませんか?

A. フィルムの種類によって透過率が異なります。今回施工したグラフィル RSP35は室内の明るさを大きく損なわないタイプです。「明るさは保ちたい」というご要望の場合は、透過率70〜90%の透明タイプもご提案できます。

Q. 施工にどのくらい時間がかかりますか?

A. 1窓あたり約30〜60分が目安です。一般的な住宅(窓5〜8枚程度)であれば半日〜1日で完了します。仕事や家事のスケジュールに合わせて日程をご相談ください。

Q. 費用の目安を教えてください。

A. 腰窓1枚あたり約8,000円〜、掃き出し窓1枚あたり約15,000円〜が目安です。ガラスのサイズや枚数によって変わりますので、まずは無料見積もりをご利用ください。LINEで写真を送っていただくだけで、概算をお伝えできます。

Q. 施工後、フィルムはどのくらい持ちますか?

A. 品質・環境にもよりますが、一般的に10〜15年が目安です。施工後にフィルムが剥がれたり、著しく劣化した場合はご相談ください。定期的な窓の清掃でより長く効果が持続します。

まとめ:Low-Eガラスの紫外線対策、何から始めればいいですか?

Low-Eガラスは優れた断熱・遮熱性能を持つ一方で、紫外線カット性能は十分ではないケースがあります。新築住宅でカーテンや家具の日焼けが気になり始めたら、UVカットフィルムの追加施工をご検討ください。まず最初にすべきことは、現在のガラスの種類と窓の向きを確認することです。それだけで、どのフィルムが適切かが絞り込めます。

HARU工房いちまるでは、ガラスの種類を確認したうえで熱割れ計算を行い、Low-Eガラスにも安全に施工できるフィルムをご提案しています。大分市・別府市・日出町を中心に大分県全域で現地見積もり無料で対応しています。「まず相談だけ」でも大歓迎です。

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