別府市で防犯ガラスを検討しているものの、「既存の窓ガラスを交換する必要があるのか」「防犯フィルムでも対策できるのか」と迷っていませんか?
防犯ガラスは、ガラス自体を防犯性能のある製品へ交換する方法です。一方、防犯フィルムは、条件に合う既存ガラスへ施工し、ガラス破りによる侵入に時間をかけさせるための対策です。
今回は、別府市の保育園からご依頼をいただき、3Mの透明遮熱防犯フィルム「NANO80CP」を施工しました。実際の施工写真とともに、防犯ガラスとの違いやCPマークの条件、施設の窓対策で確認したいポイントをご紹介します。
この記事で分かること
・防犯ガラスと防犯フィルムの違い
・別府市の保育園で行った施工内容
・3M NANO80CPの主な機能
・CPマークを表示するための条件
・保育園・幼稚園などの施設で確認したい窓
別府市の保育園で行った防犯フィルム施工
防犯ガラスと防犯フィルムの違い
防犯ガラスと防犯フィルムは、どちらも窓からの侵入対策として検討されますが、同じものではありません。
| 比較項目 |
防犯ガラス |
防犯フィルム |
| 施工方法 |
ガラス自体を交換 |
既存ガラスへフィルムを施工 |
| 事前確認 |
窓の寸法、サッシ、ガラス構成など |
ガラスの種類・厚さ・状態、窓の構造など |
| CPマーク |
対象となる防犯ガラスと仕様であることが必要 |
対象製品と所定の施工条件を満たすことが必要 |
| 注意点 |
既存サッシへ納まるか確認が必要 |
すべてのガラスに施工できるとは限らない |
防犯フィルムは既存ガラスを利用できる場合がありますが、ガラスの種類・厚さ・大きさ・表面状態などによっては施工できないことがあります。防犯ガラスと防犯フィルムのどちらが適しているかは、建物や窓の条件を確認して判断します。
別府市の保育園でNANO80CPを施工
今回施工したのは、3Mの透明遮熱防犯フィルム「NANO80CP」です。3M公式サイトでは、透明度を保ちながら、防犯対策と遮熱対策を検討したい窓に向く製品として案内されています。
窓からの見え方や室内の明るさに配慮しながら、防犯・飛散防止・紫外線対策・遮熱を一緒に検討できる点が、施設の窓対策における選択理由の一つです。
NANO80CPの主な機能
- 防犯:ガラス破りによる侵入に時間をかけさせる
- 遮熱:窓から入る日射熱を抑える
- UVカット:紫外線による床・家具・内装などの退色対策を補助する
- 飛散防止:ガラスが割れた場合の破片の飛び散りを抑える
- 透明性:窓からの見え方を大きく変えにくい
機能についての注意
一枚のフィルムに複数の機能が備わっていても、窓の条件や目的によって効果の感じ方は変わります。ガラスが割れなくなる、侵入を完全に防ぐ、室温や電気代が必ず下がるというものではありません。
防犯フィルム施工中と施工後の様子
施工中の水抜き作業
NANO80CP施工後
NANO80CPは透明性を持つ製品ですが、施工前とまったく同じ見え方になるとは限りません。実際の色味・反射・明るさは、施工前にサンプルをガラスへ当てて確認することが大切です。
また、施工直後はフィルムとガラスの間に施工液が残り、水分や曇りのように見える場合があります。乾燥に必要な期間は、フィルムの種類、季節、気温、湿度、日当たりなどによって異なります。
CPマークは対象製品を選ぶだけでは表示できません
施工した窓に貼付したCPマークラベル
NANO80CPは、3MがCPマーク対象の防犯フィルムとして案内している製品です。ただし、対象製品を使用するだけで、すべての窓にCPマークを表示できるわけではありません。
防犯フィルムのCPマーク表示では、主に次の条件を確認します。
- 防犯性能試験に合格した対象製品を使用すること
- 対象となる種類・厚さのガラスであること
- 指定された製品仕様と接着剤の条件を満たすこと
- ガラスの露出部分全面、または飲み込み部分を含めた全面へ施工すること
- 所定の資格を持つ技能者が施工すること
- 可動窓では、サブロック機能付きクレセントや補助錠などの条件を確認すること
- 製品ごとに定められた施工条件を満たすこと
防犯フィルムは、侵入を完全に防ぐものではありません。
ガラス破りに時間をかけさせ、侵入を遅らせるための対策です。窓の施錠、補助錠、防犯カメラ、センサーライトなどを組み合わせて検討することが大切です。
参考:
3M「防犯フィルム」
参考:
日本ウインドウ・フィルム工業会「防犯フィルム」
保育園・幼稚園の窓対策で確認したい場所
保育園や幼稚園などの施設では、すべての窓を同じ方法で対策するのではなく、窓の場所と目的を整理することが大切です。
- 園児が日常的に近づく窓
- 出入口や避難経路に面した窓
- 道路や駐車場から近づきやすい窓
- 人目につきにくい場所にある窓
- 大きなガラス面や低い位置にある窓
- 日差しが長時間入り、暑さが気になる窓
- 既存フィルムの劣化が見られる窓
防犯を優先する窓、ガラスの飛散対策を優先する窓、遮熱を優先する窓では、選ぶフィルムが変わる場合があります。施設全体の目的と優先順位を確認し、必要な場所から検討します。
台風対策では「割れない」と考えないことが重要
飛散防止性能を持つフィルムは、台風や地震などでガラスが割れた場合に、破片の飛び散りを抑える対策になります。しかし、強風や飛来物によるガラスの破損自体を完全に防ぐものではありません。
台風が接近しているときは、雨戸やシャッターを閉める、窓の近くから人や家具を離す、カーテンやブラインドを閉めるなど、ほかの対策も併用してください。
よくある質問
防犯フィルムは防犯ガラスと同じですか?
同じではありません。防犯ガラスはガラス自体を交換します。防犯フィルムは、条件に合う既存ガラスへ施工します。製品構造や施工方法、確認事項が異なります。
NANO80CPを貼ればガラスは割れなくなりますか?
ガラスが割れなくなるわけではありません。防犯面ではガラス破りによる侵入に時間をかけさせ、飛散防止面では割れたガラス片の飛び散りを抑えるための対策です。
どのようなガラスにも施工できますか?
すべてのガラスに施工できるとは限りません。ガラスの種類・厚さ・大きさ・傷・既存フィルムの有無・窓の構造などを確認します。CPマークを希望する場合は、さらに所定の条件を確認します。
写真や図面だけで施工可否を判断できますか?
概算や事前相談の参考にはなりますが、ガラスの種類や厚さ、正式な施工可否、CPマークの対象になるかどうかは、現地確認が必要になる場合があります。
保育園や幼稚園以外の施設にも対応できますか?
店舗、事務所、福祉施設、病院、学校、工場などもご相談いただけます。窓の場所・用途・ガラスの状態を確認したうえで、目的に合うフィルムを検討します。
まとめ|別府市の防犯ガラス対策は窓の条件から確認
今回は、別府市の保育園で3M NANO80CPを施工しました。NANO80CPは、防犯対策に加えて、透明性・遮熱・UVカット・飛散防止機能を持つ防犯フィルムです。
ただし、防犯ガラスと防犯フィルムは同じものではなく、どちらが適しているかは窓の状態や目的によって変わります。また、CPマークは対象製品を選ぶだけでなく、ガラス・施工範囲・施工者・補助錠などの条件を満たす必要があります。
HARU工房いちまるでは、別府市・大分市・日出町・杵築市をはじめ、大分県内の保育園・幼稚園・店舗・事務所・各種施設の窓ガラスフィルム施工に対応しています。
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