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窓ガラスの飛散防止について

2月26日に愛媛県南予でマグニチュード5.1の地震が発生しました。

大分県も佐伯市、臼杵市などで震度3を観測しました。私も建物の3階で作業をしていたのでかなり強い揺れを感じました。

記憶に新しい能登半島沖での巨大地震。大分市内でも震度2を観測したようです。

皆さんもよく耳にするのが「南海トラフ地震」ではないでしょうか?なんと30年以内に70%以上の確率で、マグニチュード8.0以上の地震が発生するというのデータが出ています。

必ずやってくる地震や台風などの自然の脅威に対して、私たち今、何をするべきでしょうか?

①なぜ地震で窓ガラスが割れるの?

窓ガラスはガラスそのものに対して圧力を加えたり、衝撃を与えると破損します。例を挙げると「物がぶつかる、強く叩く、強く押す、台風など強い風が当たる」などです。

しかし地震に関しては上記が当てはまらないのになぜ割れるのか?

こちらの動画をご覧ください。↓

引用元: 3M™ スコッチティント™ ウインドウフィルム ガラス破壊実験

動画内で「層間変位破壊」という言葉が出てきたと思いますが、簡単に言うと「歪み」の事です。建物に設置されているガラスには窓枠(サッシ)があり、地震などの揺れに対して「歪み」が生じます。それによりガラスが歪み破損してしまいます。

何も対策をしていない場合、ガラスが割れ粉々になりほぼ全面が落下してしまいます。飛散防止フィルムを貼った場合、ガラス全面にヒビが入るものの、破片はフィルムに保持され落下は殆ど無く、フィルムの破断も起こりませんでした。

この様に、地震や台風などの自然災害に対しての対策として、ガラスフィルムは効果的という事が分かります。

皆さん想像してみて下さい。夜、寝ている時に地震が来た場合、全ての窓ガラスが破裂音とともに飛び散ります。身近に迫りくる自然の猛威から、すぐにでも対策をして下さい!