大分市・別府市周辺で窓ガラスフィルム施工をしているHARU工房いちまるです。
「日差しが気になるのでカーテンを閉めたい」
「でも、閉めると部屋が暗くなる」
「外の景色や日中の明るさは残したい」
このような場合は、単に遮熱性能が高いフィルムを選ぶのではなく、室内の明るさと窓から入る日射熱のバランスを確認することが重要です。
この記事では、遮熱フィルム全般を広く説明するのではなく、カーテンを閉めると暗くなることに困っている方が、明るさをできるだけ残して窓対策をする方法に絞って解説します。
大きな掃き出し窓では、明るさを残しながら日差しを調整したいというご相談があります。
カーテンを閉めると暗くなるのは避けられますか?
遮光カーテンや厚手のカーテンは、日差しや視線を抑えるために役立ちます。一方、カーテンを閉めている間は、外から入る自然光や景色も遮られます。
次のような場合は、カーテンだけでは調整しにくいことがあります。
- 日中の自然光を残したい
- 外の景色を見える状態にしたい
- 西日による窓際の暑さをやわらげたい
- パソコンやテレビへの映り込みを抑えたい
- 夜間の目隠しにはカーテンを使い、昼間は開けておきたい
このような場合は、カーテンをすべて窓フィルムに置き換えるのではなく、昼間は窓フィルム、夜間の目隠しはカーテンという使い分けも考えられます。
「透明フィルム」だけで選ばないことが大切です
明るさを残したい場合、透明に近い遮熱フィルムが候補になります。ただし、「透明」と表示されていても、製品ごとに色味、反射、明るさ、遮熱性能は異なります。
確認したい代表的な数値が、次の2つです。
可視光線透過率
目に見える光をどの程度通すかを表す数値です。一般的には数値が高いほど明るさを残しやすくなりますが、実際の見え方はガラスや室内外の明るさでも変わります。
遮蔽係数・日射熱取得率
窓から入る日射熱を比較するときに使用する性能値です。メーカーによって表示項目が異なるため、同じ条件の製品表で比較します。
遮熱性能だけを優先して濃いフィルムを選ぶと、室内が想像以上に暗くなったり、窓の反射が目立ったりする場合があります。
反対に、見た目の透明感だけで選ぶと、期待していたほど日射熱を抑えられない場合があります。明るさと遮熱性能のどちらを優先するかを決めてから選ぶことが大切です。
西日が入る時間帯の明るさや反射を確認して、窓に合う製品を選びます。
カタログの数値だけでなく、サンプルで確認します
フィルムの見え方は、カタログ上の数値だけでは判断しにくい部分があります。
特に、次の条件によって見え方が変わります。
- 単板ガラス・複層ガラス・Low-Eガラスなどのガラス種類
- 窓が東・西・南・北のどちらを向いているか
- 日差しが入る時間帯
- 窓の外に建物や植栽があるか
- 床・壁・家具の色
- 室内照明の明るさ
明るさを重視する場合は、候補となるフィルムのサンプルを窓に当て、普段困っている時間帯に確認する方法があります。
午前中は気にならなくても、西日が入る午後には反射や色味が強く見えることがあります。可能であれば、実際に日差しが入る時間に確認すると選びやすくなります。
窓フィルムが向いている場合・別の対策も考えたい場合
窓ガラスフィルムは、すべての暑さを解決するものではありません。窓から入る日射が主な原因の場合に検討しやすい対策です。
| 窓や部屋の状況 |
検討する対策 |
| 外の景色と自然光を残したい |
透明に近い遮熱フィルムを比較する |
| 西日とまぶしさを強く感じる |
可視光線透過率と遮熱性能のバランスを確認する |
| 夜間の目隠しを重視する |
カーテンやブラインドを併用する |
| 屋根・壁・2階全体が暑い |
断熱・換気・エアコンを含めて原因を確認する |
| 外側に日よけを設置できる |
すだれ・外付けシェードなども比較する |
日射を窓の外側で遮る方法が適している場合もあります。窓フィルム、カーテン、外付け日よけにはそれぞれ役割があるため、目的と設置条件に合わせて選びます。
UVカットや飛散防止性能は製品ごとに確認します
遮熱フィルムには、紫外線を大幅に低減する製品や、JIS A 5759に基づく飛散防止性能を備えた製品があります。ただし、すべてのフィルムが同じ性能を持つわけではありません。
また、家具・床・カーテンなどの退色には、紫外線だけでなく、可視光線、熱、湿度、照明、素材なども関係します。そのため、UVカットフィルムを施工しても、退色を完全に防止できるとは限りません。
UVカット率や飛散防止性能を重視する場合は、使用する製品のメーカー資料やJIS適合情報を確認します。
窓ガラスフィルムの種類を見る
施工前に確認が必要な窓があります
遮熱フィルムは、どの窓にも同じように施工できるわけではありません。特に複層ガラス、網入りガラス、Low-Eガラス、大きな窓、強い日射を受ける窓は、熱割れリスクを含めた確認が必要です。
施工前に確認する主な項目
- ガラスの種類・厚さ・構成
- 窓の大きさと方角
- 日差しが入る時間帯
- ガラスの傷・ひび・欠け
- 既存フィルムの有無
- カーテンやブラインドとの距離
- 明るさ・遮熱・まぶしさの優先順位
賃貸住宅や分譲マンションの場合は、施工前に所有者、管理会社、管理組合などへの確認が必要になることがあります。
よくある質問
Q. 透明なフィルムなら室内はまったく暗くなりませんか?
A. 製品によって可視光線透過率、色味、反射が異なるため、まったく変わらないとは限りません。明るさを重視する場合は、性能表と実物サンプルの両方で確認します。
Q. カーテンは不要になりますか?
A. 夜間の目隠し、遮光、室内の雰囲気づくりにはカーテンが役立ちます。窓フィルム施工後も、目的に応じて併用できます。
Q. フィルムを貼れば部屋全体が涼しくなりますか?
A. 窓から入る日射熱を抑える対策ですが、室温の低下を保証するものではありません。窓の方角、面積、日射量、建物の断熱性、エアコンの使用状況などによって体感は変わります。
Q. 窓1枚から相談できますか?
A. はい。特に日差しが強い窓や、カーテンを閉めると暗さが気になる窓から確認できます。写真だけでは正式な施工可否や見積りを確定できない場合があります。
大分市・別府市で明るさを残した窓対策をご検討中の方へ
カーテンを閉めると暗い一方で、開けると窓際の暑さやまぶしさが気になる場合は、窓の方角とガラスの種類を確認したうえで、明るさを残しやすい遮熱フィルムを比較します。
ご相談の際は、次の情報があると確認しやすくなります。
- 窓全体が分かる写真
- 窓のおおよその縦・横寸法
- 日差しが強い時間帯
- カーテンを閉めたときに困っていること
- 明るさ・暑さ・まぶしさのうち最も優先したいこと
窓の写真をLINEでお送りください
明るさを残したい窓について、ガラスの種類や日差しの入り方を確認します。
LINEで窓の写真を送る
参考:3M「窓ガラス用遮熱フィルム」、JIS A 5759「建築窓ガラス用フィルム」