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窓ガラスフィルム施工専門店 HARU工房いちまる、代表の一丸弘貴です。
せっかく高機能な窓フィルムを貼っても、「思っていたのと違う」と後悔されるお客様は少なくありません。特に色や濃さは、一度貼ると貼り直しが難しい箇所です。
本記事では、大分県速見郡日出町を中心に施工を行う、ガラス用フィルム施工技能士の私が、**「失敗しない色・濃さの選び方」**を徹底的に解説します。
目次
お客様から「失敗した」というご相談を受ける際、ほとんどが以下の3つのケースに当てはまります。
思っていたより暗かった: 遮熱性を重視しすぎて、部屋が暗くなりすぎ、日中でも照明が必要になってしまったケース。
夜間のプライバシーが守れない: 昼間は目隠しできていても、夜に室内照明をつけた途端、外から丸見えになってしまったケース。
外からの見た目が美しくない: 建物との調和を考えず、フィルムの色だけが浮いて見え、外観の印象を損ねてしまったケース。
【プロの具体的な知見】 特に可視光線透過率が40%を下回るフィルムは、多くの方が「想像以上に暗い」と感じる傾向にあります。リビングなど長時間過ごす場所では、この数値を基準に選ぶことが後悔しないための第一歩です。日中の光が部屋の奥まで入る構造の窓でない限り、透過率50%以上をおすすめしています。
後悔を避けるために、プロである私たちが必ずチェックする3つのポイントをご紹介します。
フィルム選びで最も重要なのは、「スモーク色」「ブラウン」といった色名ではなく、「可視光線透過率」という数値です。
多くの目隠しフィルム(マジックミラー効果)は、室内と室外の光の差を利用しています。
【夜間のプライバシー対策について】 マジックミラーフィルムは、外が暗くなると効果が逆転し、外から室内が見えやすくなります。夜間のプライバシーが最優先の場合は、マジックミラーフィルムではなく、光の差に関係なく目隠し効果を発揮するフロスト(くもりガラス風)タイプ、またはカーテン・ブラインドとの併用を前提とした設計が必要です。
メーカーのカタログや小さなサンプル片(名刺サイズなど)でフィルムを見ても、実際に大きな窓に貼った時の印象は大きく異なります。
【プロの具体的な知見】 当社では、必ずA4サイズ以上の大きなサンプルを窓に実際に貼り付け、お客様に曇りの日や晴れの日の見え方を比較していただくよう徹底しています。小さなサンプルでは、色の濃さが薄く見えたり、反射の具合が正確にわからなかったりするからです。
お客様の使用目的と設置場所に応じて、推奨する色の濃さ(透過率)の基準をご紹介します。
| 使用目的 | 推奨透過率の目安 | 特徴 |
| 採光・遮熱 | 50%~65% | 部屋の明るさを保ちつつ、熱を遮断。 |
| 西日対策 | 30%~50% | 強い日差しを大幅カットし、家具の色あせを防止。 |
| プライバシー保護 | 15%~30% | 目隠し効果を重視。ただし暗くなるため、設置場所の検討が必要。 |
窓フィルム選びは、専門知識がないと色々な情報に迷いがちです。「失敗しないか不安」「うちの窓に最適な色・濃さがわからない」という方は、ガラス用フィルム施工技能士の資格を持つ私たちHARU工房いちまるにご相談ください。
現地調査・サンプル提示を徹底し、後悔のないフィルム選びをサポートいたします。
窓ガラスフィルム施工専門店 HARU工房いちまる
ガラス用フィルム施工技能士 / 防犯フィルム施工技能士
代表 一丸 弘貴
📱 080-4312-2918