大分県内のオフィス・店舗・工場・施設では、台風や地震による窓ガラスの破損、夜間や休日の侵入被害など、建物の用途に応じた窓まわりの対策が必要です。
窓ガラスフィルムには、割れたガラスの破片飛散を抑えるもの、ガラス破りによる侵入に時間をかけさせるもの、日射熱や外からの視線を抑えるものなどがあります。ただし、すべてのフィルムが同じ性能を持つわけではありません。
この記事では、企業・店舗・工場が窓ガラスフィルムを検討するときに確認したい、台風・地震・防犯対策の違い、優先したい窓、防犯ガラスやガラス交換との違いを解説します。
目次
- 1 先に結論|すべての窓へ同じフィルムを貼る必要はありません
- 2 企業のBCP対策と窓ガラスフィルム
- 3 法人が優先して確認したい窓
- 4 台風対策|割れた後のガラス飛散に備える
- 5 地震対策|避難経路付近のガラスを確認する
- 6 防犯対策|飛散防止フィルムと防犯フィルムは違います
- 7 防犯ガラスと窓ガラス交換を検討している方へ
- 8 企業が検討できる窓フィルムの種類
- 9 施工前にガラスの種類と熱割れリスクを確認します
- 10 HARU工房いちまるの法人施工対応
- 11 法人向け窓フィルム施工の流れ
- 12 よくある質問
- 13 まとめ|企業の窓対策は目的と優先順位を整理する
- 14 関連ページ
- 15 法人・店舗向け無料見積り・ご相談窓口
先に結論|すべての窓へ同じフィルムを貼る必要はありません
まずは、出入口、避難経路、道路側の大きな窓、重要機器や商品に近い窓、夜間に人目が届きにくい窓など、破損や侵入が発生した場合の影響が大きい場所から確認します。
台風・地震対策には飛散防止性能、防犯対策には防犯性能を持つ製品が必要です。目的、ガラスの種類、窓の場所を確認して製品を選ぶことが重要です。
企業のBCP対策と窓ガラスフィルム
BCPは、災害や事故などが起きた場合に、重要な業務を継続・早期復旧するための計画です。窓ガラスフィルムを貼るだけでBCPが完成するわけではありませんが、従業員や来客の安全、避難経路、機器や商品の保護を考えるうえで、窓まわりの対策は検討項目のひとつになります。
窓ガラスが割れると、破片によるけがだけでなく、避難経路の妨げ、雨風の吹き込み、商品・書類・機器への被害などにつながるおそれがあります。
建物全体を一度に対策するのが難しい場合は、被害が発生したときの影響が大きい窓から優先順位を決めます。
法人が優先して確認したい窓
| 場所 | 想定される問題 | 検討する対策 |
|---|---|---|
| 出入口・避難経路 | 割れたガラスが通行や避難を妨げる | 飛散防止性能を持つフィルム |
| 道路側・海側の大きな窓 | 強風や飛来物で破損する可能性 | 飛散防止フィルム、雨戸・シャッターなど |
| 重要機器・商品に近い窓 | ガラス片や雨風による機器・商品への被害 | 飛散防止と窓の位置に応じた対策 |
| 裏口・人目が少ない窓 | ガラス破りによる侵入 | 防犯フィルム、補助錠、防犯カメラなど |
| ロビー・待合室・売場 | 来客や利用者の近くで破損する危険 | 飛散防止性能を持つフィルム |
台風対策|割れた後のガラス飛散に備える
台風時には、強風だけでなく、看板、枝、小石、屋外に置かれた物などが窓に衝突し、ガラスが割れる場合があります。
飛散防止フィルムは、ガラスが割れた際に破片が広範囲へ飛び散るのを抑えるための製品です。ガラス自体を割れなくするものではありません。
飛来物の衝突を防ぐ対策としては、雨戸やシャッター、屋外にある物の片付けなども重要です。飛散防止フィルムは、これらと組み合わせて考えます。

地震対策|避難経路付近のガラスを確認する
地震時に窓ガラスが割れると、床に散乱した破片が従業員や来客のけが、避難時の妨げにつながることがあります。
すべての窓を同じ優先度で考えるのではなく、出入口、通路、階段付近、ロビー、会議室、休憩室、不特定多数の方が利用する場所などから確認します。
飛散防止フィルムには、ガラス破損時の破片飛散を抑える役割があります。ただし、建物の耐震性能を高めたり、ガラス自体の破損を完全に防いだりする製品ではありません。
防犯対策|飛散防止フィルムと防犯フィルムは違います
飛散防止フィルムと防犯フィルムは、目的や厚み、製品の性能が異なります。飛散防止フィルムを貼っているだけで、防犯フィルムと同じ侵入対策になるとは限りません。
| 種類 | 主な目的 | 注意点 |
|---|---|---|
| 飛散防止フィルム | 割れたガラス片の飛び散りを抑える | 防犯を主目的とした製品ではありません。 |
| 防犯フィルム | ガラス破りによる侵入に時間をかけさせる | 製品、ガラス、施工方法、補助錠などの確認が必要です。 |
より高い防犯性能を求める場合は、「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載された製品を、定められた条件で施工する方法があります。CPマークは、対象製品を貼るだけで無条件に表示できるものではありません。
ガラスの種類、フィルムの施工方法、サッシや補助錠など、必要な条件を施工前に確認します。防犯フィルムを施工しても、侵入を完全に防止できるわけではありません。

防犯ガラスと窓ガラス交換を検討している方へ
防犯ガラスへの交換や窓ガラス交換を検討している場合は、既存ガラスに施工する防犯フィルムとの違いを確認することが大切です。
防犯ガラスと防犯フィルムは同じものではありません。防犯ガラスは複数のガラスの間に中間膜を挟んだ製品などがあり、基本的にガラス自体を交換します。一方、防犯フィルムは既存のガラスへ施工する方法です。
| 方法 | 内容 | 確認事項 |
|---|---|---|
| 防犯ガラス | 既存のガラスを防犯性能のあるガラスへ交換する方法 | サッシへの適合、ガラス重量、工事内容をガラス業者へ確認します。 |
| 防犯フィルム | 既存のガラスへ防犯性能を持つフィルムを施工する方法 | ガラスの種類、施工条件、サッシ、補助錠などを確認します。 |
HARU工房いちまるは、既存の窓ガラスへのフィルム施工を行っています。防犯ガラスへの交換そのものをご希望の場合は、サッシやガラス交換に対応する専門業者へご相談ください。
企業が検討できる窓フィルムの種類
- 飛散防止フィルム:台風・地震時のガラス破片の飛散対策
- 防犯フィルム:店舗・事務所・金庫室・人目が少ない窓の侵入対策
- 遮熱・断熱フィルム:日射熱や窓からの熱の出入りを抑える対策
- 目隠し・ミラーフィルム:外からの視線やプライバシーへの対策
同じ建物でも、道路側は防犯、南西側は遮熱、避難経路付近は飛散防止など、場所によって必要な機能が異なる場合があります。
省エネ効果や冷暖房費の削減額は、建物の断熱性能、窓の面積、方角、空調設備などによって変わります。フィルムだけで一定の削減効果を保証するものではありません。
施工前にガラスの種類と熱割れリスクを確認します
窓フィルムは、すべてのガラスへ同じように施工できるわけではありません。施工前に、ガラスの種類、厚さ、方角、日当たり、窓の大きさ、既存フィルムの有無などを確認します。
- 網入りガラス・線入りガラス
- 複層ガラス・Low-E複層ガラス
- 色付きガラス・熱線吸収ガラス
- 大きなガラスや高所にある窓
- すでに傷・欠け・ひびがあるガラス
- 日なたと日陰が部分的にできる窓
条件によっては熱割れリスクや施工上の制限があるため、現地確認後に施工の可否をご案内します。
HARU工房いちまるの法人施工対応
- 大分県内のオフィス・店舗・工場・倉庫・施設に対応
- 台風・地震・防犯・遮熱など、目的に合わせたフィルム選定
- 窓の写真や図面を使った事前相談
- 休日・夜間施工など、稼働状況に合わせた日程相談
- 窓ごとの優先順位を含めた現地調査・見積り
施工範囲や作業時間は、建物の利用状況、窓の枚数、高所作業の有無などによって変わります。業務への影響を抑えたい場合は、事前にご希望の時間帯をお知らせください。
法人向け窓フィルム施工の流れ
- お問い合わせ:LINE・電話・問い合わせフォームからご相談ください。
- 事前確認:建物の用途、希望する対策、窓の写真や図面を確認します。
- 現地調査:ガラスの種類、寸法、方角、施工場所を確認します。
- フィルム選定:飛散防止・防犯・遮熱・目隠しなどから選びます。
- 見積り:製品、施工面積、作業条件をもとにご案内します。
- 施工:建物の稼働状況に配慮して施工日を調整します。
- 仕上がり確認:施工箇所と注意事項をご確認いただきます。
よくある質問
業務中でも施工できますか?
施工場所や人の動線を確認し、安全に作業できる場合は相談可能です。休日・夜間施工をご希望の場合も、建物の利用状況を確認して日程を調整します。
すべての窓へ施工する必要がありますか?
必ずしもすべての窓へ同時に施工する必要はありません。出入口、避難経路、重要機器付近、人目が少ない窓などから優先順位を決められます。
防犯フィルムと飛散防止フィルムは同じですか?
同じではありません。飛散防止フィルムは破片の飛び散りを抑えることが主な目的です。防犯フィルムは、ガラス破りによる侵入に時間をかけさせる目的で使用します。
防犯フィルムを貼れば侵入を完全に防げますか?
完全に防げるとは限りません。補助錠、防犯カメラ、センサーライト、警備など、複数の対策を組み合わせることが大切です。
工場や倉庫の大きな窓にも施工できますか?
窓の大きさ、ガラスの種類、高所作業の有無などを確認したうえで、施工方法と見積りをご案内します。
まとめ|企業の窓対策は目的と優先順位を整理する
企業・店舗・工場の窓対策では、台風・地震・防犯の目的を分けて考える必要があります。
飛散防止フィルムは割れたガラス片の飛散を抑える対策、防犯フィルムはガラス破りによる侵入に時間をかけさせる対策です。防犯ガラスへの交換とは施工方法も異なります。
まずは、出入口、避難経路、重要機器付近、人目が少ない窓など、被害が発生したときの影響が大きい場所から確認してください。




