オフィシャルブログ

本日は防災の日

皆さんご存知ですが?

地震や台風などの災害が発生すると、窓ガラスが割れて破片が飛び散ることで被害が拡大してしまう場合があります。また、災害以外でも窓ガラスが割れて飛散したことでその破片で怪我をしたり、屋内の家財を損傷してしまったりするなどの経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

本日は、防災や家庭内の安全に有効とされる窓ガラス用の飛散防止フィルムについて詳しくご紹介します。効果や用途に適したフィルムの種類などフィルムを選ぶ際にお役立てください。

飛散防止フィルムとは?

窓ガラスの飛散防止フィルム(建築用窓ガラスフィルム)は、ガラスが割れた際に破片の飛び散りを防止するフィルムを指しています。いわゆる2次災害です。ガラスが割れて破片が飛び散ると、ガラスの近くにいた場合には割れたガラスに直接当たってしまうことで怪我をしたり、床などへ飛び散ったガラスに触れて怪我をする場合があります。

 

飛散防止フィルムといえば「ガラスの割れを防ぐもの」と考えている方もいるでしょう。しかし、過去にも述べたように窓ガラスは必ず割れます。飛散防止フィルムは割れそのものを防ぐというよりその名の通り「割れたガラスの破片を周囲に飛散させないこと」が目的です。飛散防止フィルムを貼っていれば、ガラスに衝撃が加わっても「割れない」ではなく、「割れた時に飛散しない」という事を頭に入れておきましょう。

窓ガラスの飛散防止フィルムの効果は?

飛散防止フィルムは、災害時などのガラスの破片による怪我を防ぐ目的で活用するものであると分かりました。しかし飛散防止フィルムをガラスに貼ることにより、暮らしを快適にする数多くのメリットも得られます。

飛散防止フィルムをガラスに貼るメリットをご紹介します。

①破片の飛び散り防止

飛散防止フィルムに用いられているのは破れにくいポリエステル素材。強力な粘着剤によってガラスに貼り付けるため、地震や強風などで万一ガラスが割れても、細かい破片が周囲に飛び散って被害を与えることを防ぎます。

皆さん?これに似た事を行っていませんか?・・・そう!養生テープです!養生テープでは貼った箇所はテープに粘着しているので飛散しないかもしれませんが飛散防止効果はありません。
ガラスが割れて破片が飛散すると、その時点でガラスに接触して怪我をするだけでなく、床に落ちていた破片で怪我をしてしまうこともあります。それらも飛散防止フィルムを貼ることで防止できます。実際に台風や地震、人為的な事故によりガラスで怪我をしたというケースが増えてきています。

②紫外線防止効果

飛散防止フィルムにはUVカット機能をプラスしたものもあり、紫外線防止機能付きのフィルムを選べば多量の紫外線が室内に差し込むことを防止できます。紫外線は日焼けや皮膚の老化を引き起こすだけでなく、室内の家具や壁紙などの劣化・退色を招く原因でもあります。室内でもUVカットを意識したいけれど、カーテンなどで暗くしたくないという場合には役立ちます。建物が新しい時こそ「貼っておいてよかった」など効果がを実感します。

飛散防止フィルムの選び方

①フィルムの厚みで選ぶ

飛散防止フィルムには、さまざまな厚さのものがあります。一般的なご家庭の窓ガラスのサイズであれば、多く出回っている「50ミクロン厚」しかし、1辺が2メートル以上になるなどの大型ガラスに貼る場合、それでは十分な飛散防止効果が得られない場合があります。大判のガラスには、さらに厚い「100ミクロン厚」などを選ぶとよいでしょう。

また台風被害など、地域によってはより強力な効果をお求めの場合もあると思います。御要望に応えるため「200ミクロン厚」などの強力なタイプもご用意しています。台風被害に不安を感じている方は、そのような極厚タイプを選ぶのもおすすめです。

②フィルムの付加機能で選ぶ

飛散防止フィルムとひと口で言っても、飛散防止効果以外のさまざまな付加機能を設けたものも数多くあります。先にご紹介した「UVカット機能」や「目隠し機能」、「デザイン」「遮熱・断熱」などが代表的な付加機能です。もちろんどのフィルムにも飛散防止、UVカットは標準的についています。

つい先日の出来事ですが、「台風対策の為にリビングだけで良いので飛散防止フィルムを貼って欲しい」との案件を頂き施工しに行きました。1ヶ月程してお客様からお電話があり「貼って効果を実感しました!」とのお声を。。。「子供がボールをぶつけて割ってしまい室内に弟がいて怪我なく無事でした」心の底から「良かったですね😭」と伝えました。それと同時に「もし貼っていなかったら」と思うとゾッとしました。台風対策の為に貼った飛散防止フィルムがこういう場面でも役に立つ。備えあれば憂いなし。まさにその通りの状況だったと思います。

大分県の皆さん!ただいま接近中の台風11号もそうですが、これからの台風シーズンの為に皆様も早目の対策をお考え下さい!是非「HARU工房 いちまる」までご連絡ください!